モダンエルフについて　その２～サイドボード

日にちが空いてすみません
私的なことですがBMOスタンとBMIに行ってきました
BMOはBUG昂揚で3-5-1、BMIは機体で2-4
ゴミです

今回は現在使っているサイドボードについて解説したいと思います
リストは前回

http://negusenzombie.diarynote.jp/201704282358202304/

を参照してください
エルフを使っている人も使っていない人もこちらの方が解説としての本命だと思っているので気合を入れて書いていきます

・ブレンタンの炉の世話人
対アンガー最終兵器
エルフというデッキを殺す方法は簡単です、神々の憤怒をうてばいいのです
実際エルフが負ける時はは神々の憤怒、滅び、エリシュノーンなどの全除去をくらい、展開した盤面が更地になるときです
勿論メイン戦でもこれらはケアして動きますが、アンガーのみマナコストが３と早いため、コードX=1で持って来れるブレンタンの炉の世話人だけ採用されています
メインにコードが入っていない場合は思考囲いなどで代用しましょう
ちなみに紅蓮地獄は入れてくる相手がコンボデッキなら入れません
赤緑トロンなら入れます
後はアドグレイスも稲妻の嵐を止められるので入れましょう
サイドインするマッチアップ
・ヴァラクート
・Sk-Red
・グリクシスコントロール
・赤緑トロン
・ブルームーン
・トリココン
・アドグレイス
など

・弁論の幻霊
主にけちストームとリビングエンド対策です
けちストームはフィニッシュであるストームカードがソーサリーのため、通りさえすれば必ず止まります
リビングエンドも続唱の誘発、巧技のスタックで打つことでリビングエンドを唱えることその物を止められます
どちらのデッキも最近のパックで強化が入り、着実にモダン環境のメタに食い込んでいます
またどちらにも対策出来るカードとしてエーテル宣誓会の法学者がありますが、当然枠があればどちらも取りたいですがそれぞれに利点と欠点があります
弁論の幻霊の場合
・稲妻で落ちないタフネス
・ファクト破壊に巻き込まれない
エーテル宣誓会の法学者
・2マナとマナコストが軽い
・叫び大口に除去されない
があげられます
一枚としての制圧力が高い弁論の幻霊を採用しています
他に効くマッチアップとしてはパンプスペルを多用する感染、一発コンボのグリセルシュートが刺さります
サイドインするマッチアップ
・けちストーム
・リビングエンド
・感染

・月の大魔術師
ストップ噴火
対ヴァラクート最終兵器
使用方法は緑タイタン誘発スタックかスケシスタック
ヴァラクートのキープ基準はアンガーを持っているか３ターン目にタイタンブリーチを決められるの二択です
前者をブレンタンの炉の世話人、後者を月の大魔術師でケアしていきましょう
逆にこれ以外でキープしたら死ぬだけなのでヴァラクート側はマリガンしてくださいね
後は土地基盤を攻めるデッキとしてはジャンクとトロンがあげられますがジャンクはライフを減らしたくないので基本土地から持ってきます
また青いジャンクデッキは基本的に赤もセットで入っている上にコードを通させて貰えないことも多いので必要ないですね
トロンは3ターン目にカーンを出されるならこちらはライフを０にしてあげましょう
月の大魔術師で時間稼ぎをしている場合ではないです
青トロンか緑白、緑黒トロンには後手なら入れてもいい、ぐらいですかね
どっちみちマップで基本土地を持ってこられたりするのであまり意味がないですが・・・
エルドラージトロンはトロンよりエルフの方が生物として強いのでこちらも無視していいです
デスシャドウ相手にだけはライフを減らすためにショックランドをガンガン持ってくるので入れてもいいです
エスパーシャドウなども増えましたし赤くないデッキならアリですね
後はバントレリカリーにも刺さりますね
サイドインするマッチアップ
・ヴァラクート
・デスシャドウ
・赤くないトロン
・レリカリー

・再利用の賢者
再利用（大嘘）エルフ
置物張り物の万能除去なのでかなり多くのマッチアップで入れることがあります
親和やらなにやらにバンバン突っ込んでください
二枚はいっている理由は
・素引きしても魂の洞窟から出せる
・エルフなので破壊する対象が無くてもクロックとして強い
・親和や青トロンには破壊しなければならないフィニッシャー級のファクトが多いため1枚では足りない
があげられます
バイアルも割れるためマーフォークやエルドラージタックスにもサイドインします
特にエルドラージタックスは潮の虚ろの漕ぎ手があるため必ず入れておきましょう
月は少々辛いですがフェッチでケアが出来る、マナクリが多いため入れる必要はありません
しかしブルームーンの場合ヴィダルケンシャックルで時間を稼がれることがあるので採用します
けちストームは向こう見ずな実験から白金の帝像を出してくることもあるので必要です
アドグレイス相手にプリズムを割るのも強いです
コードインスタントタイミングで出せるのでファイレクシアの非生や水蓮の花を割るのも効果的です
後はランタンコン、テゼレッター、エンチャントレスあたりですかね
サイドインするマッチアップ
・親和
・青トロン
・エルドラージタックス
・マーフォーク
・ブルームーン
・けちストーム
・アドグレイス
・ランタンコン
・テゼレッター
・エンチャントレス

・暴走の先導
3マナ5枚ドローです
メインでコード型を取っているのにサイドにこのカードが入っている理由は主に消耗戦対策です
ジャンドやグリコン、トリココン、８ラックなどのハンデスや盤面を除去して更地にして勝ちに来る相手に対してコードは数を用意出来ずに打てないことが多いです
そのためコードがすべて抜けて代わりに打てば1枚で多くのアドバンテージを稼げるカードである暴走の先導を採用しています
デスシャドウ相手にもサイドインしますがコードが群れのシャーマンを持ってきて殺せる場面が多いため、1枚減らす程度になります
サイドインするマッチアップ
・ジャンド
・トリココン
・グリコン
・８ラック
・デスシャドウ

・忍び寄る腐食
親和絶対殺すカード
親和も鞭打ち炎とか撃ってくるしおあいこだよね（）
基本的に親和は速度が同じな上、こちらが妨害しなければ必ず負けるので再利用の賢者と忍び寄る腐食でサイド後二本取るためのカードです
後はランタンコンとテゼレッターには勿論効くのでしっかりサイドインしましょう
サイドインするマッチアップ
・親和
・ランタンコン
・テゼレッター

・カメレオンの巨像
対BG系最終兵器
ついでに黒単も死ぬ
黒いデッキのほとんどに入れてください
後P/Tが4/4なので除去を稲妻に頼っているデッキにも採用出来ます
それと一応マーフォークでありスリヴァーでもあるので部族デッキにもきっちり採用出来ます
サイドインするマッチアップ
・ジャンド
・アブザン
・グリコン
・マーフォーク
・スリヴァー

・最後のトロール、スラーン
対コントロール最終兵器
出すと勝ちます
クリコマを掻い潜る恐ろしいノンエルフカード
しかし盤面の突破力は乏しいため、重コントロールにのみ採用することになります
トリココンやグリコン、青単に入れることになるでしょう
サイドインするマッチアップ
・トリココン
・グリコン
・青単

・虚空の力線
最強の墓地対策カード
しかしエルフの速度をもってすれば瞬唱の魔道士程度の墓地利用であれば虚空の力線を入れる必要はありません
また初手に来ない場合、エルフなら最短キルが狙えることもあって必ず探しに行く必要があるカードでないのも強みです
主にドレッジ、リビングエンド、けちストーム、グリセルシュート、けちコンなどに入れます
漁る軟泥出ない理由は
・エルフではない
・機能するまでにラグがある
・軟泥を出す前に死ぬ
などがあげられます
なので墓地利用をするデッキに対してエルフは虚空の力線を取るべきであると考えています
サイドインするマッチアップ
・ドレッジ
・リビングエンド
・けちストーム
・グリセルシュート
・けちコン

メインボードから抜くカードは不純物が増えることで扱いづらくなるイラクサの歩哨、マナコストが重いため初手のキープ基準に影響のあるエルフのチャンピオンがサイドアウトの候補となります
また暴走の先導を入れる場合は役割が被っているコードを減らしていってください
対策生物の方はどれもカンパニーから出てくるのでサイドボード後は出来るだけカンパニーを構えてプレイするようにしましょう
また、対策カードを入れているとはいえ、こちらのデッキの速度が速いのもあり、初手に対策カードが無くてもキープできるのがエルフの強みです
しっかり本来の勝ち筋を忘れずにマリガンの判断をしましょう

これにて以上です
次回は現在採用していないカードについて解説と何故採用していないかを書きたいと思います
拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございます
コメントやTwitterアカウントなどにて意見を募集しておりますので気軽に質問や訂正などを書いていただければと思います

以上